大好きな人が変わってしまってた話①
ひさしぶりに恋をしました。
ちょうど、1年前の話です。
GWが明けたある日、
私はいつものように仕事に行こうと、
電車に乗りました。
でも、何か違う...急に胸苦しさを感じて、
慌てて、次の駅で電車を降りました。
目の前が真っ暗。
何が起きたのか分からず。
落ち着いたときには、
ホームの真ん中でうずくまっていました。
これが"パニック障害"でした。
次の日から、地獄が始まります。
たった7分しか乗らない電車に、
耐えられないのです。
私は仕事柄、地方の営業所から呼び出しがあれば、1時間2時間の移動もざらでした。
電車に乗れないということは、すなわち、仕事が減ってしまうことを意味していました。
そんなことは許されない。
絶対に克服してみせる。
そんな強い気持ちを持って
毎日電車に乗りましたが、
一向に良くなる気配はありませんでした。
そんなときでした。
電車で1時間の場所で、
仕事が入ったのです。
しかも苦手な営業担当と...。
つづく